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茶楽音人「Co-Donguri雫」の簡単な感想&学ぶもの

最近お安い製品しか買ってないですが、茶楽音人「Co-Donguri雫」を買いましたので簡単に感想を。

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《音の感想》

すごくスッキリした音で分かりやすい明るい音色です。低音は軽くて控えめだと思います。ボーカルは近くでハッキリと聞かせるタイプで音場は少し横方向に広い感じでしょうか。

音のバランスが2-5kをやけに盛っているという感じでして、抜けはよくてスッキリしているんだけれども響きや残響が強くスネアのアタックなどは強すぎるかもしれません。決してキツいのではないのですが強すぎるといった感じです。おそらくD型によくある6kはそれほど強調されていないので鋭さや攻撃性がないためアタック音が「キツい」ではなく「強い」と感じるのだと思います。

低音はメインとなる帯域は弱めですが最低域はまぁまぁ出ている。高域にあわせるなら最低域よりも80Hz以上の低域をもうすこし強めにだしたほうが、もっと分かりやすく派手で人気の出る音になったのではないかとも思いますが、最近の好まれる音やポタオーディオ界隈で好まれる音楽に合わせると今のチューニングのほうがいいのかなとも思います。これで低音が強いと安い音と感じられたりしますからね。

あと、先ほども述べたように、高域の2-5kがメインといえるくらい盛られているので、全帯域をトータルでみたときにバランスがおかしく、ここに音量をあわせると他が物足りない、他の帯域にあわせるとこの帯域がキツく感じるということになります

私は高域のピークのトップ位置と低域のピークのトップ位置はなるべく近くに合わせるようにしています。このほうがどの帯域にあわせても無理なく音楽が聴けると感じるからです。ですが「雫」の場合は2-5kだけが強いため聴く音楽ジャンルをかなり選ぶのではないかと思います。

女性ボーカルや軽やかに響くバイオリン、明るめのアコギなどは気持ちよく聴けますが、よくある構成のジャズなどになればシンバルやスネアだけが目だってバスやドラムが目立たない雰囲気のない音になりますし、R&Bやソウルミュージックなどは音の奥行きや重みがなくグッとくる魂が感じられません。JAZZ、SOUL、R&B、HIPHIPなどには相性は悪いと思われます。

《その他》

ケーブルはとても軟らかくていいです。イヤピはスピンフィットですが、これは私は好みません。内径が小さいのもあるんですが、耳穴に入れるときに角度がつくような穴のカタチをしている人はイヤピがグィと曲がるというか、それで音が抜けるんですよね。あとはイヤピをどこまで差し込むのか?根元まで差し込んでしまうと筐体に穴が空いているところを塞いでしまって音がかわってしまいますね。

《SATOLEXのTubomiとの比較》

おそらく価格的に比較される方も多いであろうと思うSATOLEXのTubomi(特に安いほう)ですが、私はTubomiのほうが好みです。

Co-Donguri雫のほうが音がキャッチーで一聴してパッとわかる音なので人気がありそうですし、ボーカルものも色艶がついた明るい音色なのでわかりやすく好まれると思います。ですが、音の感想でも言ったとおり2-5kの高域の一部に音が寄り過ぎていて聴いていて辛いです。スッキリ抜けがよいのは間違いなくCo-Donguri雫で気持のいいサウンドですが、SATOLEXのTubomiには主張してこない聞きやすさがあり別の意味で気持いいです。
SATOLEXのTubomiはボーカルはそんなに前にでてこないし地味な音だったりするのですが、低域と高域のピークが揃っていてどのジャンルでもある程度聴けます。激しい刺激やエロさはないですが、聴きやすい。飽きにくい。

とはいえ、この価格帯でこのような音を聞かせてくれるイヤホンが増えることは、私のような安オーディオ愛用者には嬉しい限りです(笑)

 

 

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