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vs 花梨瘤

すこし前に「 定番ラインナップ以外の木材をテスト」ということで花梨瘤の例をあげましたが、ふたたび花梨瘤にチャレンジしたのでその記録。

レア材の花梨瘤ですが、今回は大きさを一回り小さく、そして大きい分の耳への収まりを考えて局面をつけてみました。

 

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今回は6G-634なのでフロント筐体を背面に真鍮を使っています。

今までは木材を丸棒状態にしてから表面を整えてカットし、その後中を加工するという方法をとっていましたが、今回はまずカットし1個ずつこの筐体のカタチに加工することにしました。
最初の加工方法だと木材を旋盤で左右から挟みこみ、加工してからカットだったので1つずつするのが難しかった。そこで旋盤に取り付けるビット?部分をネジとワッシャーを使って自作し、木材を1つ分ずつ挿し込んでから回転させる。そのため両面から挟み込む必要がなくロクロのような感じで加工できる。 その際に今までのように彫刻等のようなバイトではなく、局面に合う厚みのあるヤスリ状のものを使用することで割れたり欠けたりしやすい花梨瘤の破損を抑えることができた。

この作り方でやるほうが実は効率がよくて、木材も必要分だけ使うことができるので助かる。次の4系やPEKO系のイヤホンでは筐体のカタチをすこし背面が後に向かって小さくなる形状がよかったので、今回の作成方法はそのまま次に生かして使えそうです。

花梨瘤でのイヤホンは正直なところ他の通常の木材よりも仕上がりが劣るのは事実だが、今回も木目が美しい。
新しい作り方も分かったし、花梨瘤とテストに協力していただいた2名のお客様には感謝しかない。ありがとうございます!

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これ同じもの。それぞれ表と裏です。こんなにも模様が違うんですね。
ちなみに、音は5S-634では派手さがなくなり低音はモッサリして微妙だなと思ったんですが、今回の6G-634では悪くないかも。もっと地味になるかと思いましたが、真背面の真鍮のおかげかもしれません。

他の木材も早く試したいです。ウズウズ…

 

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