4S(G)-634試行錯誤あれこれ

【4-634こそ634earsの音だ!(のつもりだ!)】

634earsのイヤホンで一番出てるのは間違いなく旧PEKOシリーズ。ペコペコする装着感のわるいやつの癖に音が濃くて濃厚。癖になるというか。ただ、私が一番好きなのはPEKOではない。圧倒的に4-634系なのだ。特に旧シリーズの4-634GOLDは個人的な好みで手持ちイヤホンの中で一番気に入っている(自作して愛着あるしそりゃそーだw) そして地味に4-634GOLDはPEKOに次ぐ本数が出ている。とくにここ数か月で。

試聴するとインパクトなイヤホンが印象にのこる。これは私もそうだ。しかし試聴といってもじっくり聴く試聴とパッと短時間で試聴するのではわけが違う。インパクトのあるキャッチーで耳に残りやすい派手な音は買ってもその後飽きるのも早くサブ機になりさがってコレクターアイテムとなっていくというパターンは私だけでなく多いはずだ。でもジワジワと良さがわかるような渋く基本性能のいいイヤホンはメインとなりうる。

試聴サービスで1週間ほど貸し出しをすると、最初は6-634やPEKOが好きだと感想が送られてくる。しかし、その後しばらく聴いているうちに4-634がやっぱりいいです、やっぱり4-634にしますというパターンは多かった。

前置きが長くなったが、そんなわけで好みもあって新シリーズでもっとも私が力と愛情を注いでいるのは間違いなく4S(G)-634なんです。(← じゃあそれ最初に言えよ!前置きなげぇ)

 

【試作 4S(G)-634PS(パロサント)】

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というわけで試作してみました。金属部分は真鍮。木材はパロサントという重くて硬い木を使用。
※正規4S(G)-634での実際の木材部分の形状は少し違います。旧シリーズに近い形になりそうです。

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パロサント削るの硬い… しかし削るたびにいい匂い(笑) ただし、薄く加工しすぎたせいもあって、本来は匂いを生かした素材のまま仕上げようと思いましたが、強度が心配だったので(硬いぶんボロッと崩れたりしないが、パリッと縦に亀裂が入りやすい)コーティングを施しました。この辺はまだ試行錯誤。でも綺麗だな…

 

【旧4-634GOLDと比較】

今回はドライバの前蓋を取り外してチタンを使用してみました。チタンの3つ穴蓋です。チタンは前に別の使い方をしてあまりメリットを感じなかったのですが改めてチャレンジ。とても芯のある強い音をだします。背面のパロサントも目が詰まっていて黒檀のような感じなのもあって旧シリーズにあった音のぼやけがなく低音も締まっている。そして中高域の輪郭もブレがないというかバシッとキマっている。それでいて4系の特徴的な中低域の空気感や雰囲気があるのでライブ感も作れている。なかなか。 ただ、少しすっきりしすぎたか。

本来なら真鍮の音は少し眠たいというかゆったりとしてマイルドなんだが、チタンとパロサントの影響でいい意味でも悪い意味でも音の立ち上がりが早く体脂肪が少し足りない。ほかの木材も少し試しましたが背面の木材だけではこの傾向はとれなかった。チタンの影響が大きいみたい。

4番の特徴は「ライブ」 小バコから中バコのライブのような楽器の音やアーティストの生声がぎりぎり聞こえるハコのライブ空間を目指しています。それを第一に考える旧作との比較では悩ましい。 音の基本性能はアップしたい、しかしライブでのONEサウンドと音が鼓膜に到達するまでの空間の音色がほしい。そのためには中低域はすっきりしすぎてはいけない。ここがスッキリしちゃうと中低音が作る空間が狭くなるか、平面的に薄っぺらく広くなるかになる。

もう少し悩みながら音を詰めたいと思います。  しかしやっぱり4-634の音好きだ。  それこそ800STやIE8みたいな昔のイヤホンの音が好きな人にぜひとも聞いてもらいたい。   最近のカッチリとシャキシャキして明るいキャッチーな音が好きな人にはだめだろうけど(笑)

8月中には完成しそうかな?

 

 

 

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