試作テスト機)5S-634RP 耳かけ式&背面オープンタイプ

イヤホンを作っていると、同じ製作工程であきちゃうので、時間の空いたときにいろいろチャレンジして気分転換をはかるわけですが、空き時間で1つ変わったものを作ってみました。

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木材部分は「リオグランデパリサンダー」という木材です。「ボコーテ」と呼ばれたりもしますね。あとは「黄金檀(おうごんたん)」なんて呼び名も。その名の通り金色で、黒と金色が織りなす木目がとても美しいです。材質自体は少し粗い感じがして硬さも重さも軽めだがほぼノーマルな印象ですが、削ると表面はとても滑らかになります。

中身はとりあえず5-634を入れてます。なんでも入りそうだけど背面の影響を受けにくい1-634なんかは合わないかもな。

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背面がオープンタイプなのでゴミなどが入らないように2重の金属メッシュ(ステンレス)で保護しています。

作った経緯は、耳かけ式の要望がチラホラあることからなんですが、耳かけ式っていろんなタイプがありますよね。最近はカスタムみたいな形のものが流行っている?中国にそのような筐体が複数タイプ出回っているのでそれを使ったものが多いですね。あとはSHUREみたいな形(これが自分はカタチ的にはしっくりくる)、DITAみたいな丸タイプ。

先日イヤホン店に試聴にいったときに、RHAのなんちゃら750?とかいうイヤホンを見ました。前にも試聴したことあって音もまぁまぁよさげなのと見た目がかっこよくて気に入っていたのですが、このイヤホンの耳かけはあまり耳の形を選ばずシンプルでいいなーと思った次第です。それをパク…いや参考にしつつ背面のことも考えつつ今回の形になりました。見た感じDITAっぽい、いや木材の部分がパイン飴みたいだ。

平べったい円柱の形にするとどうしても背面がドライバから近くなり、空間もあまりとれません。私の好む音は背面が広いほうが再現しやすいので、ちょっと考えモノでした。そこでいっそのこと開放型にしてしまえば狭い背面空間を気にせず地球全部を背面空間にできるじゃないか(大げさw)と思った次第です。

装着感はまだじっくり使ってないですが、多少耳にあたる部分がありますが木材なので痛みなど違和感がないのがいい。DITAは私の場合、耳に少しあたって長時間だと気になったんですが、丸みのある木材の優しさは肌あたりがいいですね。基本的にはケーブル下だしと同じようにイヤピで支えるようなカタチになると思いますが、もうしばらくじっくり使ってみたいと思います。たぶん改善点や改良点がたくさん出てくると思うので。

音は5S-634にしては聴きやすい。ピークが抑えられている。あと音が真面目?で変な癖があまりないですね。また少しドライで乾いた音が感じられます(これはいい意味で)。低音は通常のものよりもワイドですね。圧縮したような感じはないですが量は同じが少し多いと思います。総じて長時間聞くならこっちのほうがいい気がします。パッと聴きはノーマル5-634のほうがいいと思うけど。

とりあえず、もうしばらく使ってみます。個人的にはサクッと気まぐれで作った割には見た目が気に入ってしまっています。リオグランデパリサンダーがとりあえずかっこいい。 今回はアルミに背面はステンレスメッシュですが、真鍮筐体に真鍮メッシュ、アルミに背面を黒いメッシュなどにしたら見た目かっこいいだろうなぁ…音はしらんが(笑)

ちなみに、発売するかどうかはわからんです。出すとしてもとりあえずプロトタイプとして数個だけ作る感じになると思います。

 

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