低音はどれを指す?「私の好み」その2

では、他の帯域との関わりも考えてみましょう。

例を出してみます。

うちの634earsの「6番系」(6,6’,6W)などは、低域は100Hzから200Hzが強いですが、400くらいから徐々に中域に向かってなだらかに落ちていきます。

そして1.5kあたりから6kくらいまでかなり上がっていきます。
ここが強いことでドラムのアタックが強調されます。また5kや6kあたりが強いため音がシャープで鋭く少しキツいです。

これによりドラムがより強く感じられます。「アタック重視の低域が強い」でしょうか。

 

次に634earsの「3番系」(3,3W)は、アタックが弱く先ほどの高域のピークもあまり目立ちません。そのせいかアタック重視で捉えている人は低域が弱いと感じるでしょう。しかし実は最低域はそこそこ出ていたりもします。

逆に先ほどの6番系で落ちていた800Hzや1kHzは落ちずに出ているのでボーカルがしっかりと感じられ、音や声の暖かみや艶っぽさがあります。

低域はでてるけどアタックが弱いので人によっては低域が弱いと感じてしまう系ですかね。

 

最後に634earsの「4番系」(4,4W)は、低域から中低域まで落ちずに出てます。そのため中域に被ってくる印象ですが、300Hzから800Hzあたりの中低域がでているため音が太く濃い。

こういうタイプは雰囲気がとてもよく感じられますが、逆にすこしモヤッと篭もって聞こえます。特に4番系は6k以降が徐々に落ちているからソレも相まって余計に大人しく感じたりします。

個人的にはこれ好みなんですよねぇ。

 

完全にイヤホン紹介みたいになってしまったけれども(笑)、なーんとなく他の帯域との関係性みたいのが少し見えてきたでしょうか。

アタックや音の鳴りの部分と、そこを強調するほかの帯域。
全体の雰囲気や音の濃さ、暖かさなどをあらわす帯域。

 

私は、たまに気分転換や元気な音でリフレッシュしたいときは、アタック重視の6番系でエナジー補給。

でも通常は雰囲気ある濃く生っぽいリアルな暖かさを感じる3,4番系でウットリ浸るという感じでしょうか。

最近はアタック重視のイヤホンのほうが売れているように感じます。やはりパッと聴きで分かりやすいんだと思いますね。
コスパがいいと謳われているような中華系のイヤホンはたいていこの系統。アタックが強くて元気がよく音がシャープでカッチリ。

私はあえて、最低域と中低域をだして雰囲気と濃いグルーブを出していきたいかな。

PAGE TOP